銀行から銀行員が消える日...いろんな店舗から店員さんはいなくなる...
新型コロナウイルスの感染対策の一環として、大手銀行の間では、顧客が窓口で行員と接することなくサービスを受けられる「非接触型」の店舗に切り替えようという動きが広がっています。
みずほ銀行が川崎市の武蔵小杉駅近くにオープンさせた新店舗は、従来の窓口カウンターがないのが特徴です。
人がいない代わりに14台のタブレット端末が置かれています。
銀行口座の開設
ATMの限度額を超える入出金
税金の支払いなどがこの端末を通じてできるようになってる...
みずほ銀行では、年内にも全国すべての店舗に端末を導入する計画だそうです。
記入用紙や印鑑が必要なくなるために可能となったものですが、そもそも銀行印は必要だったのかという、慣習となっているものを見直すだけで、銀行業務以外の様々なシステムが簡素化出来るのではないでしょうかね。
店舗そのものもいらなくなってきますね。
これは働き方が変わることにも繋がります。本当の意味での「働き方改革」ですね。
それは人とテクノロジー、人とロボット、人とAIをの共存を意味するものと言われますが、ようは、今まで人がやってきた業務が人である必要がなくなるということで、人の働き方が大きく変わることを意味します。
効率化を求めるテクノロジー導入が、新型コロカ感染拡大により「非接触」という社会命題により加速することになったわけです。
企業経営の効率化という「効率化」とは、いかにして人件費を削るかということに等しいのだといことです。
人件費削減は
という流れになっているのでしょう。
今の銀行店舗経営は、退職した銀行員を非正規雇用で現場復帰してもらうことによって支えられているわけですからね。
大手銀行における「非接触型」店舗推進の動きは、大手銀行の間では
三井住友銀行が窓口で現金の受け渡しをしない店舗を順次増やす
三菱UFJ銀行が12月からすべての店舗で来店の予約を受け付ける
ようにするそうです。
新型コロナウイルスの感染対策として、店舗を「非接触型」に切り替えることで、銀行経営としては、人件費を見直す調度良い機会を得たということにも繋がりそうです。
銀行に見られる、「非接触」業態推進による銀行員をなくす方向性は、他の業種でもすでに起こっています。
飲食や物販の世界ではもっと進んでいるようですし、今まで人を介することが当然と思われていた業界にも、「非接触」形態が見られるようになっています。
とにかく、今まで人が行っていたことを、これからは人を必要としなくなるわけで、単純作業はすべてテクノロジーに置き換わると考えて良いでしょう。
単純作業だけではありません。
金融で言えば、ロボットが実際の運用を行い、ロボットが資産運用アドバイスをしてくれます。
これからは、まずホワイトカラー業務の殆どが、テクノロジーに置き換わります。そしてコアなブルーカラー以外は、概ねテクノロジーに置き換わるでしょう。
本当の「働き方改革」の波の中で、働くことを理解し、どう対応していきますか...