18歳・19歳新成人を守れるか・・オーナー商法原則禁止”が法律に明文化 その2
ジャパンライフと消費者庁
消費者庁には、ジャパンライフに対する苦情案件がたくさん入っていたはずです。
そのときにきちんとした対応をしていれば、こんなに被害が拡大することはなかったのに、高齢者のお金が奪われることはなかったのにということが、随分国会でも指摘されました。
戦後最大級の消費者被害事件と言われるジャパンライフ事件のたちが悪いのは、多くの政治家が、本人の意志はともかく、パンフレットやいろんな宣伝商材に登場してくることであり、これも本人の意志はともかく、多くの有名人がその宣伝に、一役かっているというところです。
極めつけが、安倍元総理の「桜を見る会」招待状です。あれだけで、どれだけの高齢者のお金が吸い上げられたかわかりません。
続きを読む高齢被害者続出・・・ これで守れるか、“オーナー商法原則禁止”が法律に明文化 その1
- 金融詐欺に関する規制強化の歴史
- 高利回り、高配当の罠
2021年6月9日、「“オーナー商法原則禁止”」が法律に明文化されました。
NHKが「目撃!にっぽん『執念の法改正~悪徳商法 VS 71歳~』」という番組を放映しました。
ずっと、あのジャパンライフと戦ってきた堺次夫さんの活動をご紹介したもので、堺さんの長年の努力のおかげで、政治家を動かして、オーナー商法は原則禁止という文言を、法律に明文化することができました。
今までは金融詐欺が起こるたびに、その取り扱われた商品の規制は行われましたが、金融詐欺の元凶である「オーナー商法」という商行為自体を取り締まることは、明文化されてきませんでした。
続きを読む薬が足りない!ジェネリック医薬品だけでなく先発品も品薄状態に,,,
- 薬がない...
- そもそもなぜジェネリック医薬品が供給不足になっているのでしょう...
- メーカーの不祥事続出の問題と「原薬輸入」困難な状況
- 次に「原薬輸入」が困難な状況に陥っているということです。
- 決定打は大阪物流倉庫大規模火災
- こういうことになって思うことなのですが...
薬がない...
近所のお世話になっている薬局の薬剤師先生が、嘆いていました。
ジェネリック医薬品が足りないのはニュースにもなっていますが、先発品も品薄状態で、すでに欠品が続出で、その薬剤師の方の話では、向こう2~3年は供給が厳しい状況が続くとのことです。
ご迷惑をおかけして申し訳ない...
いやいやこればかりは「申し訳ない」では済まされないでしょう。薬を飲み続けないと命に関わる人もきっといるはずです。
薬を飲むことで血圧を調整している人...
心臓病再発予防の血液を“サラサラ”にする薬...
骨粗鬆症治療薬...
てんかんやアレルギーをおさえる薬...
などなど、毎日飲み続けなければならない薬がもらえないと大変なことになりますよ。
続きを読む「一億総活躍」はどうなった...人知れずひっそりと消える安倍看板政策4分室
- 「一億総活躍」「働き方改革」・・・
- 「人生百年時代構想推進室」と「統計改革推進室」
- 最後に「統計改革推進室」です。
「一億総活躍」「働き方改革」・・・
安倍政権の看板政策を推進した内閣官房の4分室が、衆院選後にひっそりと廃止されました。
やたら「キャッチフレーズが多かった安倍政権...
内閣改造の度に登場する新しい看板政策...
ふと気がつけば、「そう言えばあれはどうなったのかなぁ~」と思わせるものばかりです。
内閣府に独立した推進室を作り、わざわざ担当大臣まで置いたにもかかわらず、その実情なり進捗状況が、全くわからないでいるものばかりでした。
最後は「ゴミ溜め」のように、内閣官房室にひとまとめにされ、組織図の上では、官房副長官の下に「分室」のように位置づけられてしまうのが、今までの「通例」です。
IT推進」という看板も、内閣官房室に“溶け込んで”いますね。
そして衆議院選挙が終わって、とうとうその存在が消滅されたものが出てきました。
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